出版企画書のダメな例!コレが書いてあると一発NGごみ箱行きになるので注意!
出版企画書は一瞬しか見られません。だからこそ、その一瞬で「ダメだこりゃ」と思われる部分をなくしましょう!
「せっかくいい企画なのに、これで全部台無し!(泣)」
という出版企画書を見ると、残念でたまりません。
編集者は出版企画書をじっくり見る時間がないので、一瞬で「読まない」カテゴリ入りしてしまった出版企画書はもう永遠に顧みられることはありません…。
「100社以上に企画書を送ってもなんの返答もないんです…」
という方の出版企画書を見て、その部分を直してもらったら、一発で出版が決まったことも。
具体的にどこを見たらよいか?
あなたの出版企画書を送る前にチェックしてみてください!
①完結していない
「つづきはWebで!」
とばかりに、出版企画書だけで企画書が完結しておらず「Web上に続きを書いたのでそちらを読んでください!」と書かれている場合があります。
そもそも、「A4用紙1枚程度に収まらない時点でよい企画ではない」と言われます。
簡潔に企画をまとめる力があることを、すでに求められているのです。
ブログやSNSのURLはもちろん書いたほうがよいですが、あくまで参考のために見てもらうものです。
自分では企画をうまく書けないから、とにかくブログを見て欲しい!と期待を込めても、企画書がよくなければアクセスしてもらえることはありません。
もし絵や写真を見て欲しいなど、どうしても企画書だけで見せきれないコンテンツがある場合、できれば画像も添付、難しければ、見どころをまとめたWebページのURLを載せておきます。
②連作前提で書かれている
出版企画書に「前編」とか、「第一巻」とか入れるのはNGです。どんな構成にするかは、出版社側が決めることなのです。
占い師さんからは12星座分冊で本を出したい、などと言われることもありますが、新人がいきなり分冊で出版することは不可能です。
1冊にまとめきれないなら、思い切って絞り込む勇気が必要です。
③類書なしと書かれている
これが一番多いですが、だめです!
市場調査してないと一発でわかってしまいます。
編集者は類書の売り上げから、「この企画も同じように売れるかな」と類推することもあるので、必ず「売れている類書」を2~3点あげてください。
「この本はこれまでに類を見ないまったく新しいテーマです!」
よかれと思ってこう書かれている方がいますが、このような本は100%出版できません。
そもそも、市場が一切ないテーマなど存在しません。
もしあったとしても、ただ売れないからないだけなのです。
以上に気を付ければ、一発NGは大分さけられるはずです。是非確認してみてくださいね。