【初めての出版】本のタイトルはどう決める?FOM編集者あみのブログ
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【初めての出版】本のタイトルはどう決める?

sakura
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ある編集部では、1冊の本のタイトル決めるためだけに、会議が行われるそうです。しかも、1週間も毎日続けて行うのだとか! タイトルがどれほど大切か、よくわかるエピソードですね。 出版企画書においても、「タイトルは超大事」ってよく言われると思います。 あなたも頭を悩ませたことがあるのではないでしょうか? でも…出版を生業としている編集者ですら、「みんなで知恵を合わせて一週間」もかかるのです! 出版の経験もなく、ましてやコピーライターでもない人が、突然たった一人で決める、というのがそもそも無理な話なのです! それでも、出版企画書を書くときには、どうしても自分でタイトルを考えなければなりません。そんなときにおすすめの方法があります。 それは、ベストセラー書籍のタイトルをパクること。 「パクっていいの?!」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。出版企画書のタイトルのまま出版されてしまうことは、まずありません。編集者の心をつかみ、企画会議を通ればOKなのです。 そもそも、世の中の売れている実用書やビジネス書って、同じようなタイトルばかりではありませんか?パターンがあるのです。 例えば、・「Aな人、Bな人」(2つ以上の反対の意味を持つ言葉を並べる)・「Aな人の習慣」「Aが教える▲な方法」(権威ある人や成功している人に学ぶ系)・「○したければ(したくなければ)□しなさい」(主に健康系のハウツーを教える場合)・「□の教科書」(初心者向けであることを表す)・「毎日○分で□になる」(具体的な時間や期間と効果を並べる)・「○○で年収1000万」(個人ビジネスのテクニック・方法論) このアドバイスをしたところ、ある著者さんから後日、お礼のメールがありました。「実は、2冊目の本のタイトルが決まらなくて、編集者さんと悩んでいたんです。企画会議も迫っているのに、よいものが浮かばなくて…」ところが、上記のベストセラーのタイトルに当てはめてみたら、すんなり決まったということでした。 タイトルは奥が深いので、また様々なテーマで書きたいと思います。

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あみ
あみ
編集者
書籍編集者歴10年超。なかなか大ヒットが出ないのが悩みです。才能発掘が大好き。
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