同業者のことは見ないほうがいいのかもしれない
どんなビジネスをはじめるにも、同業者研究は初級の重要カリキュラムに組み込まれているように思います。
後から参入したなら、同業者の先輩を真似ることから始めるのが一番効率がいいでしょう。そこに異論はありません。
ただ、同業者を見つめ続けるのは、しんどいだけでなんの意味もないと思うようになりました。
私は嫉妬でフリーズしてしまうので、同業者のフォローはしないようにしています。でも、うっかりタイムラインに流れてきてしまうと、くやしいっ…でも見ちゃう…(ビクンビクン)→ジェラ~~(ムクムクッ)と、多大な時間を無駄にします。
だったら自分とだけ向き合ったほうが効率的なんじゃね?と思うようになったのです。
同業者ギルドは必要か?
同業者との情報交換は貴重だから、ギルド組んでがんばろ!という人もいれば、あえてつるまないで一匹狼を貫く人もいます。
最近は後者のスタンスのほうが成果を出しやすい気がしてなりません。
同業者とつるむと、同調圧力で抜きんでることが難しくなる気もするのです。価格帯も同じくらい、サービス内容も似たり寄ったり。同業者が1000円でやっているのに、自分は1万円で売るのはいかがなものか…とひるむと、1万円にふさわしい商品を作ったろ、という気概も生まれないまま、価格競争に突入してしまいます。
うちら、ずっと友達やんな~とおてて繋いでフォーエバーみたいな。
出版お助けマン同士つながりはない
出版をサポートする仕事(プロデューサー的な名称は商標を取られているので言葉を選ばざるを得ない)は、同業者ユニオンのない珍しい業界ではないかと思います。それだけ市場が小さいだけですが…。
そのため、ある意味同調圧力や、基準価格のようなものは存在せず、価格設定は千差万別。無料~500万円越えまで(!)いろいろあります。
出版スクールも、無料(バックエンドある・なしはありますが)のものもある中、50万円くらいの出版スクールでもバンバンお客が入ったりします。
高額出版スクールに通った人たちの話を聞くと、教えていること自体に違いはないようです。出版社のエース編集者がプレゼン大会を聞きにきてくれるとか、アドバイスをくれるとかそういうオプションの違いです。
それでも、お客が集まるということは正義です。
高いからより価値があると考える人もいるし、投資が原動力になって成果が出れば誰も不幸になりません。
※昔は「詐欺だ!」と義憤の皮をかぶった嫉妬でたたきまくっていました…。自分は低価格でやって底辺フリーランスに落ちただけ…ハハッ滑稽だな。笑えよ…。笑えったら!!
まさに「守破離」ですね。座右の銘です。守の段階から破に至るのをトップスピードで回していくが吉。口ではなんとでもいえるけど、今の心境はそんな感じです。