商業出版は難しい?商業専門の編集者が「電子書籍ファースト」をすすめるワケFOM編集者あみのブログ
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商業出版は難しい?商業専門の編集者が「電子書籍ファースト」をすすめるワケ

sakura
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[voice icon=”https://www.focusonmi.com/wp-content/uploads/2020/01/JPEGイメージ-5.jpeg” name=”AMI” type=”l icon_yellow”]残念ながら紙の本の市場はこれからも引き続き縮小していくでしょう。ずっとweb上に残る電子書籍は一冊は出した方がいいです![/voice]

電子書籍を出すと商業出版に不利になる!?

[voice icon=”https://www.focusonmi.com/wp-content/uploads/2020/04/1587358473786.jpg” name=”右脳ちゃん” type=”l icon_blue”]いつかは商業出版したいなら、電子書籍を出さないほうがいいって聞いたけど? 軽い女と思われちゃうのかしら?[/voice]

[voice icon=”https://www.focusonmi.com/wp-content/uploads/2020/01/JPEGイメージ.jpeg” name=”AMI” type=”r icon_yellow”]いやいや!そんなことないよ~[/voice]

私が担当した作家さんの中にも電子書籍を出版した後、商業出版をした方がいます。

ネット上で体験談を探してみると、例えばこちらの美容マーケッターのAYAさんは電子出版をきっかけに商業出版を叶えたようです。

多くの人は、紙の本を出版するなら
「商業出版」がいいと思っていると思います。
私もそう思っているうちの一人です。
そして実際に、

電子書籍をキッカケに
商業出版の夢を叶えることができました!

https://note.com/aya_1993/n/n1ce478b624ef

こちらの「わかったブログ」のかん吉さんも、以下のように書かれています。

私に白羽の矢が立った理由は聞いていないのですが、おそらく出版社の方が、私が出版した電子書籍を見つけたのだと思います。

https://www.wakatta-blog.com/a-commoner-publishes-a-book.html

「電子書籍を出すと商業出版に不利」

という噂はどこから来たのでしょう?

念のため、ある中小出版社の編集長に聞いてみました。

[voice icon=”https://www.focusonmi.com/wp-content/uploads/2020/01/JPEGイメージ-5.jpeg” name=”AMI” type=”l icon_yellow”]電子書籍を出している人の企画は採用したくない、とかありますか?[/voice]

[voice icon=”https://www.focusonmi.com/wp-content/uploads/2020/04/1587791424112.jpg” name=”A編集長” type=”r icon_yellow”]いえ、全然。電子書籍を出していることは、プラスにもマイナスにもならないですね[/voice]

ということで、電子書籍が編集者にマイナスのイメージを与えることはないようです。

出版社に持ち込みをするときに、電子書籍は削除しなければいけない?

結論から言えば、削除する必要はありません。
出版社であなたの企画が会議を通過し、いよいよ「一緒にやりましょう!」となったときに編集者に聞いてみてください。

これまで電子書籍→商業出版した作家さんのその後を見ていると、電子書籍は削除していません。

恐らく、そのままでいいということになるでしょう。

商業出版したい方が電子書籍を出版するメリット

私が商業出版する前に電子書籍を出してみては?とおすすめしたい理由はいくつかあります。

本番前のお試しになる

商業出版をするためには、一般的に10万文字程度の文字数が必要とされています。
とはいえ、今は簡単に読める本が好まれる傾向もあり、10万文字もある本はさほど多くありません。
しかし、10万字以上余裕で書けるくらいひとつのテーマに詳しくなければ、商業出版は難しいでしょう。

いざ出版が決まっても、書けずに投げ出してしまう方が本当にたくさんいます。
もったいないことです。

自分では書けると思っていても、実際に書き始めたら3万文字くらいしか書けないということもよくあります。(経験者です…)

そこで電子書籍です。

「本当にこのテーマで書けるのか?」自分で自分を試すつもりで書いてみるお試しの場として最適です。
できれば締め切りをもうけて自分を追い込みましょう。

さらに、「書ける人」だと証明できることは、出版社にとっても安心材料になります。

リスクが一切ない

上の項目でお伝えしたように、商業出版の妨げにならないなら、電子書籍の出版にはほかに考えられるリスクはありません。

お金も一切かかりません。

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市場調査になる

出版社にとっても、売れるかどうかわからない作家やテーマにかけるのは怖いです。
いわばギャンブル。
ネットでファンが多くついている人が出版しやすいのは、このギャンブル性が低くなるからです。

そこで、あらかじめ電子書籍を出して売れるかどうか試してみれば、その実績を出版社にアピールできます。

「これだけ売れたのですから、ちゃんと市場があります。安心して投資してください!」
と自信を持って伝えることができるのです。

ファンがつく可能性がある

電子書籍が売れれば、「紙の本が出たら買いますね!」というファンができる可能性があります。

電子書籍って売れるときは本当に売れるんですよね…。

その実績はもちろん商業出版するときのアピールポイントになります。

電子書籍の出版方法

電子書籍を出版する方法については、たくさんの方が分かりやすく語っていますのでここでは割愛します。

私もこれまで20冊以上の電子書籍の企画・編集・電子書籍化を手がけましたが、その時参考にしたのは以下の本です。
ネット音痴の私にもわかりやすく、本当に「さるでもできる」かも?


「ネットは苦手」「調べるのが面倒」という方は、プロにお任せしましょう。【パブフル】 さんのようなサービスを利用するとよいですね。わずか2万円程度とかなり良心的な価格帯です。

キンドルの電子書籍出版代行なら「パブフル」

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まとめ

電子書籍を出版することは、将来紙の本を出版社から出したい人にとってメリットがあります。

電子書籍は売れればちょっとした収入になりますし、消さない限り(あとはアマゾンがサービス終了しない限り)ずっとネットに残るあなたの財産になります。

電子書籍を出せば、まだ出したことのない人に教えることもできますね!

まずは1万字を目指して是非書いてみてください。

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あみ
あみ
編集者
書籍編集者歴10年超。なかなか大ヒットが出ないのが悩みです。才能発掘が大好き。
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