【本を出す方法】現役編集者が教える無名・コネなしでも商業出版できる方法【費用0円】
[voice icon=”https://www.focusonmi.com/wp-content/uploads/2020/01/JPEGイメージ-5.jpeg” name=”AMI” type=”l icon_yellow”]世の中には「本を出版する方法」が溢れています。どれが本当なの?騙されるんじゃない?という不安・疑問を編集者歴10年の私・AMIが丸ごと解消します![/voice]
「本を出す」と一言で言っても地味に色々ありますが、ここでいう出版方法とは自分でお金を払うのではなく、出版社に出資してもらって出版する商業出版(企画出版)のことです。
出版社勤務を経て、編集者歴10年・フリーで100社以上の出版社と関わった私AMIが、普通の人が出版する方法について教えます。
一体どうすれば出版できるの?ロードマップ
さて、具体的にはどうやって出版すればよいか?
超シンプルに言えば、魅力的な原稿や人が出版社の編集者の目に留まれば出版が決まる。ただそれだけです。
どれだけ素晴らしい人でも、どれだけ素晴らしいコンテンツでも、編集者の目に止まらなければ一生出版することはありません。
どうやったら編集者の目に触れるか?といえば、大きく2つ。
- 編集者の目の届くところに本のネタを置く
- 編集者の目の前まで本のネタを持っていく
このいずれかです。
どちらがおすすめか?といえば、「両方やってほしい」と思います。
本を出すには「編集者の目の届くところに本のネタを置く」
編集者にコンテンツを見てもらうとは言っても、「編集者の知り合いなんかいないよ〜」という方が大半なはずです。
編集者の9割は東京にいます。関東から離れたところに住んでいる人は、編集者と出会う機会そのものがないと思います。
でも大丈夫です。
編集者の熱い眼差しは、インターネットに注がれています。
良い作家候補を探そう、他社より先に声をかけよう、と各社必死です。
ぜひ、ネットで発信してください。
私が出版社に勤めていた頃は「ネットで作家を探すなんてけしからん、ラクしようとするな」と咎められることもありました。
しかし今やブログ発・Twitter発・インスタ発といった本はまったく珍しくありませんね。
嘘のような話ですが、同じ出版社に勤める隣同士の2人の編集者が、それぞれ同じブロガーに出版を持ちかけた、などというケースもあります。
魅力的なコンテンツであれば、すぐに編集者の目に止まるのです。
インターネット上である程度のPVやユーザー数を持っていたり、ブログランキング上位になったりという実績があれば、ほぼ間違いなく出版社から声がかかります。
本を出すには「編集者の目の前までコンテンツを持っていく」
編集者に自分の方からアプローチする、いわゆる「持ち込み」のことです。
持ち込みに必要なものは次の2点です。
- 出版企画書
- 見本原稿
これらを編集者に見せるわけですが、持ち込みというとジャンプなどの漫画誌のイメージか、出版社に行って直接プレゼンしないといけない、と思っている人が多いです。
実際はそんなことはありません。
基本的に、出版社のホームページにあるWEBフォームやメールで行う場合が大半です。
「直接行かないと誠意が伝わらない」と教えている人もいますが、アポもなしに訪ねて来られたら編集者もかえって迷惑です。そもそも外出していてデスクにいない人が多いです。
出版社の指定する方法を守りましょう。
よい企画であれば、出版社から「直接会って話したい」と連絡がきますので、日程を調整して会いに行きましょう。
また「ほんたま(NPO法人企画のたまご屋さん)」という出版支援を行なっている団体もおすすめです。
応募フォームから出版企画書を送ると、各出版社にWebを通じて代わりにもちこくれます。(ある程度厳選されるため、すべての企画書を持ち込んでもらえるわけではありません)
出版が決まった場合のみ印税の成果報酬なので、お金がかからないのが最大のポイント。
しかも、怪しい自費出版の会社とは取引していないのも安心です。
ホームページに載っている出版企画書も、見ているだけでかなり勉強になるので、ご存知なかった方はちらっと見てみてください。
本を出すにはWebで発信・持ち込みどっちも必要
出版したいなら、今やその前にWebで発信していることはほぼ必須になりました。
しかし、ブログを書いてただ待っているだけでは出版への道は遠くなります。
受動・能動の両輪で動きましょう。
「ブログのアクセスがまだ少ないから…」と気にしなくても大丈夫です。もちろん、人気があるに越したことはありませんが、まったくブログが人気がないのに出版している人は大勢います。
ある程度の量の記事を本気で投入したら、一度思い切ってほんたまに持ち込んでもいいでしょう。(ひとりで何度応募しても大丈夫です)
出版企画書はどうやって書くのか?
「出版企画書 書き方」などで検索すれば、かなりの量の情報が手に入るでしょう。
でも、一体どれが本当なの?と思いますよね。
怪しい出版の見分け方は「コレ」だけ
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