一般人が本を出版するには?普通の人が才能を見つけて出版する3つの方法【編集者直伝】
sakura
FOM編集者あみのブログ
まずは1冊出版を成功させるために、売れる本にあえて寄せて本を出す、というのはどうでしょうか?
売れる本とは…?
書店の棚を思い出してください。
一般的な書店では一番棚面積が多いのはどんな本でしょうか?
売れているジャンルの上位に上がっている本はどんな本でしょうか?
それは、いわゆる「実用書」と呼ばれるジャンルです。
「売れる本に寄せろ」と言うとものすごく怒る人がいます。
売れる本がいい本ではない。もちろんそうです。100%同意します。
でも、編集者だって出版社の経営者だって、わかっていて売れる本に寄せているんです。
出版業界に10年いますが、「出版は神聖な物」と思っている人と本当に多く出会いました。
出版プロデューサーをしているときは、「本を出す資格がない人の手伝いをするな」とよく(売れていない作家に)怒られたりしました。
でも、出版社だって商売です。
本が売れなければ会社がつぶれます。
売れる本に寄せることは、出版社にとっても必要なことなのです。
少数の人に必要な本や、確実に売れなくても良い本を出すためにも、売れる本を出し続けなければいけないのです。