【本の販促】編集者が教える本の販促
[voice icon=”https://www.focusonmi.com/wp-content/uploads/2020/01/JPEGイメージ-5.jpeg” name=”AMI” type=”l icon_yellow”]せっかく本を出しても、ただ置いてあるだけではなかなか売れません![/voice]
「本の出し方が分かりません」
という質問より最近は、
「本の売り方が分かりません!」
という質問のほうが
「あなたの本が出たら絶対買うからね!楽しみにしてるから」 そんな風に言っていた人たちは、一体どこへ行ってしまったのか?電波の届かない世界へでも行ってしまったのか? 本を出すと、多くの人がそんな体験をします。 あなたの本が出たとき、買わなくてもせめてシェアしてくれたら御の字、ほとんどは知らん顔です。 出版社は本を出す前に、見込み読者数を知りたがります。そのときは、目に見えているあなたのファン、フォロワー、お客様数を伝えることになると思います。それでも、その人々はまずほとんど買ってくれないのです。 しかし反対に、意外な人が買って広めてくれることがあります。 ある女性は、いつも冷たい態度の同業者が最大の応援者になってくれた、と言っていました。 頼んでいないのに、自分で買って、丁寧な感想を書いてくれたそうで、自分のフォロワーさんたちに薦めてくれたそうです。思わず涙があふれた、といっていました。 たかが本とはいえ、新刊は1500円以上する高価な商品です。いくらブログが面白くても、買って、おすすめまでしてくれる人となると限られてきます。 「買う買う詐欺」をされても、責めることはできません。その代わり、本当に買って応援してくれた人を大切にしたいですね。 また、日頃から他の人が本を出したときには熱心に応援してあげることも大切です。これは、まず与える人になれ!とかではなくて、想像以上に自分にメリットが大きいのです。応援する人が応援される人になるのは、ごく自然なことです。 口では何とでも言える世界だからこそ、出版は、本物の味方を見極める最大のチャンスかもしれません。